作家・エッセイストとして知られる中村うさぎさん。
65歳になった今も、その赤裸々な発言で話題を集めています。
ブランド品の大量購入や、ホストクラブに通っていた日々を送ってきた破天荒な中村さんですが、現在の生活が気になりますよね。
そこで今回は、中村さんの現在の状況や、貯金ゼロに至った経緯について見ていきましょう!
中村うさぎの現在の生活状況

中村うさぎさんは、2024年現在で65歳になりましたが、今も執筆活動やYoutubeに出演したりと活動を続けています。
最近では、自身の過去の経験や現在の生活について赤裸々に語る新連載「失われた私を探して」を開始し、多くの読者の注目を集めています。
そんな中村さんですが、最近のインタビューで、貯金が全くないことを明かしています。
2024年現在は66歳になっており、Youtubeにも出演されたり、連載も始まっているので、貯金ゼロというこはないかと思いますが、家計は旦那さんに完全に任せているとのこと。
さらに現在は、以前のような贅沢な生活はしていないそうで、収入の中でやっていくという、現実的な生活態度に変化しています。
買い物依存症やホスト狂いの過去があり、散財してきたために、昔のような贅沢な生活をしたいという気は全く起こらないそうですよ。
このように、中村さんの過去の経験が、現在の生活スタイルに大きな影響を与えていることがわかります。
貯金ゼロに至った経緯と過去の散財

中村さんが貯金ゼロの状態に至った背景には、過去の華やかな散財生活がありました。
その始まりは、33歳の時にさかのぼります。
この時に大ヒットした『ゴクドーくん漫遊記』シリーズで得た印税をきっかけに、60万円のシャネルのコートを購入。
自分へのごほうびとして買ったコートが、買い物依存になるきっかけになったと振り返ります。
その後の生活は、以下のような驚くべき散財ぶりでした:
- 服飾費で年間2000万円
- ホストクラブ通いで年間3000万円
- 美容整形にも大金を投じる
このような生活を続けるため、出版社からの前借りや消費者金融からの借り入れを繰り返していたそうです。
いくつかの出版社に、合計2000万ぐらいは借金したらしく、これらの借金は、後に踏み倒すことになったといいます。
また、クレジットカードの使用が買い物依存症を加速させた要因の一つだったと中村さんは語っています。
病気との闘いと生活の変化
中村さんの生活が大きく変わったのは、50歳を前にした頃でした。
閉経を迎えてホルモンバランスが崩れたせいなのか、物欲が激減したとか。
これにより、消費者金融から借りていたお金も完済できたといいます。
よかったーこれでやっと生活が落ち着くと思っていたら、なんと55歳のときに難病を発症してしまうのです。
それはスティッフパーソン症候群という病気で、筋硬直やけいれんが起こってしまい、全身へと症状が進行する病気。
中村さんはこの時、心肺停止の状態にまで陥りました。
ここまで大変だったのにも関わらずほとんど覚えていなかったらしく、きっと意識が朦朧とされていたのだと思われます。
しばらくは車椅子の生活をされていました。
私はちょうどこのとき、中村さんが出ていた5時に夢中を見ていたので、急に休まれた中村さんをとても心配したのを覚えています。
このように大変な難病と闘った中村さんですが、この病気を通じて中村さんの価値観は大きく変化しました。
それは、今まで1人で全てをやらなきゃいけないと思ってきたが、ひとりでは生きていけないことを学んだそうです。
現在の中村さんは、仕事もあって旦那さんもいて、そして友達もいるから大丈夫だと、人とのつながりの大切さを実感しています。
将来のことを心配している同年代の人たちに対して、
困ったときに手を差し伸べてくれる人はいるはず。大切なのは、その手をはねのけるんじゃなく、すがること
引用:マネーポストWEB
このように、中村さんは自身の経験から得た教訓を語っています。
まとめ
中村うさぎさんの現在の生活は、過去の華やかな散財生活とは大きく異なっています。
お金や物質的な豊かさよりも、人とのつながりや自分らしい生き方を大切にするという、中村うさぎさんの現在の姿は、私たちに新たな人生の価値観を示してくれているのかもしれません。
買い物依存症や散財の経験、そして病気との闘いを経て、中村さんは人生の本当の豊かさに気づいたようです。
中村うさぎさんが自身の経験を惜しみなく語ってくれることは、私たちに多くのことを考えさせてくれます。
お金の使い方、人との関係性、そして人生の価値観について、改めて見つめ直す機会を与えてくれているのではないでしょうか。
これからも、中村うさぎさんの発言や著作に注目が集まりそうです。
65歳を過ぎた今も、私たちに新たな気づきを与え続ける中村さんの今後の活動にも、引き続き注目していきたいと思います。
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