お笑いコンビ「麒麟」のメンバーとして知られる川島明さん。
現在はラヴィットのMCとして大活躍されていますが、独特な雰囲気と鋭い洞察力で、多くのファンを魅了しています。
今回は、川島明さんの学歴と芸人になるまでの道のりを詳しく見ていきましょう。
川島明の学歴:小学校から高校まで
川島明さんは1979年2月3日、京都府宇治市に生まれました。
彼の学歴は以下の通りです:
- 小学校:京都府宇治市立菟道小学校
- 中学校:京都府宇治市立宇治中学校
- 高校:京都府立莵道高等学校
川島さんは学生時代、目立たない存在だったようです。
特に中学時代は身長が147cmと小柄で、サッカー部に所属していましたが、レギュラーにはなれませんでした。
中学時代のエピソードとして、サッカー部のキャプテンが「ゴールポストまで1番遅かったやつがボール片付けること」とよく言っていたそうです。
小柄な川島さんは常に最後になり、ボール片付けを任されていました。

この経験が、後の芸人としての視点にも影響を与えているかもしれません。
高校時代も同様に、あまり目立つタイプではありませんでした。
川島さん自身、当時の写真を公開し「不審者」「中間管理職がかける眼鏡」などと自虐的に表現しています。

しかし、この時期に彼の中でお笑いへの興味が芽生え始めていたのです。
NSC入学への決意:川島明の転機
高校卒業後、川島さんはお笑い芸人になることを決意します。
しかし、当時はインターネットも普及しておらず、NSC(吉本総合芸能学院)への入学方法がわかりませんでした。
転機が訪れたのは、ある深夜番組を見ていたときです。
画面に「NSC20期生募集中」という文字が一瞬だけ映り、川島さんはその電話番号を頼りに大阪まで願書を取りに行きました。

運命的…そんな偶然なかなかないよね!
入学金20万円を工面するため、テレビのリモコンのネジを締めるアルバイトを始め、時給750円で8時間働き、必死に貯金しました。
このアルバイトは、リモコンのネジを80%から85%の間で締めるという繊細な作業だったそうです。
興味深いのは、川島さんが当初この決断を家族や友人に隠していたこと。
「知らん間にテレビに出て気づかせよう」と考えていたそうですが、NSCの合格通知が家に届いてすぐにバレてしまいました。



NSCでの経験と麒麟結成までの道のり


1997年10月、川島さんはNSC大阪校の20期生として入学します。
当初は人見知りで、舞台に立つのも緊張していたそうです。
難波の街を怖がり、NSCでも舐められないように喋らなかったと回想しています。
しかし、ある日の授業で、川島の独特な発想力が先生に認めらることに。
フリップ芸を披露した際、先生から「技術はゼロだけど発想はいい」と褒められたのです。
これが彼の自信につながり、徐々に才能を開花させていきました。


1999年、川島さんは同期の田村裕さんと出会い、コンビ「麒麟」を結成します。
実は当初、川島さんは田村さんのことを「上から目線」だと思っていましたが、一緒にネタ合わせをするうちに意気投合しました。


コンビ名の由来も興味深いです。
当時、カタカナのコンビ名が多い中、あえて難しい漢字を選んだそうですよ!
「麒麟児」という案もあったそうですが、川島さんが「児」をダサいと感じ、最終的に「麒麟」に決定しました。



麒麟なんてムズかしすぎる!
芸人としての川島明:成功への軌跡
麒麟結成後、川島さんと田村さんは地道に活動を続けます。
転機となったのは2001年の「M-1グランプリ」でした。
初出場ながら決勝まで進出し、その独特なネタで審査員や観客を魅了。


この活躍により、一気に知名度が上がり、テレビ出演も増えていきます。
川島さんは当時を振り返り、「3回戦で信じられへんくらいウケた」と語っていました。
しかし、成功への道のりは平坦ではありませんでした。
M-1での活躍後、一時的にレギュラー番組が増えましたが、1年ほどで終了してしまいます。



この時期、川島さんは「baseよしもと」という若手芸人の拠点で活動し、多くの同世代の芸人たちと切磋琢磨しました。
その後も川島さんは、個人でも活躍の場を広げていきます。
2016年には「IPPONグランプリ」で優勝し、その才能をさらに認められました。


現在では、皆さんご存知の通り、バラエティ番組の司会やMCとしても大活躍しています。
まとめ
川島明さんの学歴は一般的なものでしたが、NSC入学を機に彼の人生は大きく変わりました。
小さな町の目立たない少年が、努力と才能で日本を代表する芸人の一人になった川島さんの軌跡は、多くの人に勇気を与えるものです。
中学時代のサッカー部での経験や、NSCでの苦労が、彼のユニークな芸風を形成したと言えるかもしれませんね。
現在、川島さんは多方面で活躍!
司会やMCとしての能力も高く評価され、芸人としてだけでなく、タレントとしても幅広い支持を得ています。
彼の鋭い洞察力と的確なツッコミは、多くの視聴者を魅了し続けているのです。
これからも川島明の活躍から目が離せません。
コメント