伊藤沙莉の子役時代は苦労の連続だった!朝ドラ主演女優になるまでのその波乱万丈な道のりとは?

当ページのリンクには広告が含まれています。

伊藤沙莉さんは、現在日本を代表する若手女優の一人として活躍していますが、その道のりは決して平坦ではありませんでした。

子役時代から苦労を重ね、「売れない子役」と呼ばれた時期もあった彼女が、どのようにして朝ドラ主演女優にまで上り詰めたのか、その波乱万丈な軌跡を辿ってみましょう。

目次

伊藤沙莉の子役時代の苦労とは

伊藤沙莉さんは1994年生まれ、千葉県出身の女優で、9歳だった2003年、ドラマ『14ヶ月 妻が子供に還っていく』で俳優デビュー。

この作品で伊藤さんは、心は大人だが身体は子供という難しい役柄を演じ、その演技力の高さに注目されます。

デビュー当時、伊藤さんは「近寄りがたいほどの天才子役」と評されるほどの才能を見せていました。

原作者の市川たくじさんは、DVDのインタビューで「存在感がある」と褒め、「大人の役者がたじたじ」になるほどの演技力だと絶賛。

出典:X

しかし、その一方で芸能界の厳しさも痛感することになります。

伊藤さんは子役時代を振り返り、「学校でのあだ名が『売れない子役』だった」とのこと。

周囲の期待やプレッシャーに苦しみ、芸能界を「露骨な世界」と表現するほど、厳しい環境に置かれていたのです。

伊藤さんは、この時期を振り返って「大げさに言えばトラウマにもなった」と語っています。

周囲の大人や男性の目は「かわいい子」「有名な子」に向くことが多く、なかなか自分を見てもらえない状況だったと明かしています。

売れない子役から脱却するまでの道のり

出典:instagram

伊藤沙莉さんは、子役時代の苦労を乗り越えるため、懸命に努力を重ねました。

特に、オーディションでの苦労は並大抵のものではありませんでした。

朝ドラのオーディションに何度も落ち続け、「朝ドラはコンプレックスだった」と語るほど。

しかし、彼女はめげずに演技の研鑽を積み続けたのです。

この経験が、後の彼女の演技力の深みにつながったと言えるでしょう。

この時期、伊藤さんを支えたのは、ある有名俳優からもらった言葉でした。

2005年に放送された『女王の教室』で共演した天海祐希から、

「あなたはカメラが自分に向いてないときでも、必ずしっかりお芝居をしている。それができる子は少ない」

と褒められたそうです。

また、どこかで誰かがみていて誰かが見つけてくれるから、その気持ちを絶対に忘れないでと励まされたんだそうです。

この言葉を伊藤さんは心に刻み、困難な時期を乗り越える力としました。

ぽんすけ
色んな人に目を向けている天海さんも素敵です!

ブレイクのきっかけと代表作

出典:NHK

伊藤沙莉さんのブレイクのきっかけとなったのは、2017年に放送された朝ドラ『ひよっこ』でした。

初めて出演した朝ドラで、米屋の娘・米子役を演じ、その個性的な演技が大きな注目を集めたのです。

実は、この役は伊藤さんのために特別に作られたものでした。

他の作品に出演していたため金髪で朝ドラのオーディションに挑んだ伊藤さんのハスキーボイスを、脚本家が面白がり、特別に米子という役を作ってくれた役だったのです。

この役が、彼女の知名度を大きくアップさせる当たり役となりました。

ぽんすけ

天海さんが言ってたことが現実になったんだね!

その後、伊藤さんは数々の話題作に出演し、演技力を高く評価されるようになります。

代表作には以下のようなものがあります:

  • 映画『獣道』(2017年):初主演作品で、いわゆる”宗教2世”の少女を演じ、その演技力が高く評価されました。
  • ドラマ「獣になれない私たち」(2018年):新垣結衣、松田龍平らと共演し、話題を呼びました。
  • 映画『寝ても覚めても』(2018年):濱口竜介監督作品で、国内外で高い評価を受けました。
  • ドラマ「ミステリと言う勿れ」(2022年):原作とは異なるキャラクター性の役を演じ、その演技力が注目されました。
  • 映画『すずめの戸締まり』(2022年):新海誠監督作品で、声優として参加し、その声の演技も高く評価されました。

朝ドラ主演女優としての活躍とこれから

出典:Amazon

2024年、伊藤沙莉さんは念願の朝ドラ主演を果たします。

NHK連続テレビ小説『虎に翼』で、日本初の女性弁護士をモデルにした主人公・猪爪寅子を演じ、その演技力で多くの視聴者を魅了しました。

ぽんすけ
面白かった!

『虎に翼』は、日本初の女性弁護士であり、後に裁判官となった三淵嘉子をモデルにしたオリジナルストーリーです。

伊藤さんは、昭和の初め、法曹界に飛び込み、困難な時代の中で”法とは何か?”を問い続けた主人公・猪爪寅子を、自然体かつ熱く、魅力的に演じました。

この役での伊藤さんの演技は高く評価され、第121回ザテレビジョン・ドラマアカデミー賞で主演女優賞を受賞

受賞インタビューで伊藤さんは「全員がプロに徹し、この作品を愛していた」と語り、作品への深い愛着を示しました。

また、伊藤さんは「1年間の撮影で寅子として生きたという事実は、自分の中に深く刻み込まれています」と語り、この作品が彼女の俳優人生において大きな転機となったことを示唆しています。

今後も伊藤沙莉さんの活躍が期待されており、彼女自身も「これからも今回のような現場にしていきたい」と意欲を見せています。

彼女の演技力と個性的な魅力は、多くの監督や脚本家から注目されており、今後さらに多様な役柄に挑戦していくことでしょう。

まとめ

伊藤沙莉さんの俳優人生は、子役時代の苦労から始まり、数々の困難を乗り越えて朝ドラ主演女優にまで上り詰めた、まさに波乱万丈な道のりでした。

「売れない子役」と呼ばれた時期もあった彼女が、諦めずに努力を重ね、今や日本を代表する若手女優の一人となった姿は、多くの人々に勇気と希望を与えています。

伊藤沙莉さんの成功の秘訣は、困難に直面しても諦めない強い意志と、常に自分の演技を磨き続ける姿勢にあると言えるでしょう。

子役時代から20年以上にわたる彼女の俳優人生は、才能だけでなく、努力と忍耐の重要性を私たちに教えてくれました。

これからの伊藤沙莉さんの活躍にも、大いに期待が寄せられています。

彼女の演技力と個性的な魅力が、今後どのような作品で発揮されるのか、楽しみでなりません。

伊藤沙莉さんの俳優としての成長と、さらなる飛躍に、これからも注目していきましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次