演歌界のプリンスとして知られる氷川きよし(46)さんが、2024年4月27日に長年所属していた長良プロダクションから独立し、新たな事務所「KIIZNA(キズナ)」を設立しました。
この独立には3億円もの”独立金”が関わっていたとされ、芸能界に大きな衝撃を与えています。
なぜ氷川きよしさんはこれほどの大金を払ってまで独立を決意したのでしょうか。
今回はその真相に迫ります!
氷川きよしの事務所独立の経緯

氷川きよしさんは2000年のデビュー以来、24年間にわたり長良プロダクションに所属していました。
長良プロダクションは、演歌を得意分野としている芸能プロダクション。
小林旭さんや梅宮辰夫さんなど、有名俳優が所属していたこともある老舗です。
この長良プロに所属している間、氷川さんは数々のヒット曲を生み出し、演歌界の若手スターとして確固たる地位を築いてきました。
しかし、2022年末の紅白歌合戦出場を最後に活動を休止され、その後、2024年4月27日に突如として独立を発表。
独立の背景には、氷川きよしさんの音楽性の変化や、より自由な活動を求める思いがあったとされています。
また、先代の社長が亡くなった後、長男が実権を握ってから、氷川さんと事務所の思いがすれ違っていたという噂もあります。
長年の演歌歌手としてのイメージから脱却し、新たな挑戦を行いたいという氷川さんの強い意志が、この決断につながったようです。
氷川きよしさんは独立に際して、「新たな挑戦をするために独立を決意した」と語っていました。
この言葉からも、彼が自身のキャリアに新たな展開を求めていたことがうかがえます。
氷川きよしの3億円の”独立金”の真相と内訳

独立に際して話題となったのが、3億円という”独立金”の存在です。
この金額の内訳については様々な憶測が飛び交っていますが、主に以下の要素が含まれていると考えられています:
- 契約解除金
- 未払いの印税
- 今後の活動に対する権利金
特に注目すべきは、氷川きよしさんの自宅に設定されていた3億4496万円の抵当権です。
この抵当権は独立直前に解除されており、これが”独立金”の大部分を占めていたと推測。
氷川きよしさんの自宅は、約10年前に長良プロダクションの援助を受けて建てられた豪邸でした。
地上2階・地下2階建ての瀟洒な御殿で、延床面積は約600平方メートルにも及ぶといわれています。
この自宅建設時に設定された抵当権が、独立の障壁となっていたのです。
抵当権の解除は独立の2日前、3月29日に行われました。
これにより、氷川きよしさんは自宅の所有権を完全に取得し、独立への道が開かれたのです。

新事務所「KIIZNA」設立の目的と今後の展望
氷川きよしさんが設立した新事務所「KIIZNA」には、深い意味が込められていました。
「絆」を表す社名には、ファンや支援者との強い結びつきを大切にしたいという氷川の思いが反映されています。
新事務所設立の目的としては、以下のポイントが挙げられます:
- より自由な音楽活動の展開
- 新たなジャンルへの挑戦
- ファンとの直接的なコミュニケーション強化
- 25周年を迎えるにあたっての新たな出発点
氷川きよしさんは、KIIZNAを通じて従来の演歌の枠にとらわれない多様な音楽活動を展開することを目指しています。
また、25周年記念コンサートツアーなど、ファンとの絆を深める企画も予定されています。
氷川きよしさんは新事務所設立に際して、「私の人生の最終章まで、皆様が幸せになれるような音楽を届けていきたい!」と決意を表明。
この言葉からも、彼が新たな挑戦と同時に、これまで支えてくれたファンへの感謝の気持ちを忘れていないことがわかります。
まとめ
氷川きよしさんの独立は、単なる一芸能人の決断にとどまらず、芸能界全体に大きな影響を与える出来事になりました。
3億円という高額な”独立金”を支払ってでも自由な活動を選択したことは、アーティストの自己実現と事務所との関係性に一石を投じています。
独立後、氷川きよしさんは25周年記念コンサートツアー「KIYOSHI HIKAWA+KIINA. 25th Anniversary Concert Tour ~KIIZNA~」を開催。
このツアーは彼の新たな挑戦の第一歩となり、ファンからも大きな反響を呼んでいます。
氷川きよしさんの独立と新事務所設立は、彼自身の音楽キャリアの新章を開くだけでなく、日本の芸能界に新たな可能性を示すものとなりました。
彼の今後の活動が、どのような形で日本の音楽シーンに新風を吹き込むのか、大いに注目されるところです。
氷川きよしさんの新たな挑戦は、まさに始まったばかり。
彼の歌声とともに、日本の芸能界にも新たな風が吹き始めています。
これからの氷川きよしさんの活躍に、ますます目が離せなくなりそうです。
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